モロッコ マラケシュ
6/25/01(月)12:00pm モロッコ マラケシュ
ホテルというよりプチペンションという感じのガリヤホテルにいる。とりが絶えずさえずり陽のあたる中庭が心地よい。
マラケシュに着いて三日目になる。三日ともに宿を変えた。最初は新市街のホテル、2日目はホテルドフコールというバス停のすぐ前の旧市街のホテル、そして今日はこの中庭のある瀟洒な宿。3つともに違ったタイプでそれぞれによろしい。
しかしここガリアは人気があるらしく予約で一杯だった。2日間足を運びエアコンのある一階の部屋が空いた次第である。昨日は宮殿や遺跡などをめぐる。午前
中はスークをぶらぶらした。どこまでも果てしなく続くかと思われるほど絶えることのない店の活気と人の流れ。飽くことのない商人たちの声が左右前後から
ひっきりなしにかかる。物を売ろうとする人達とそれを求める人達。全ての売買は交渉からはじまる。一応適正に近い価格はあるだろうが一度や二度ではわから
ない。ぎりぎりの価格。彼らが顔をしかめる価格。売りたい度、買いたい度で価格が決まるが、やはり彼らから笑顔が消えて、真剣にさせる価格が適正といえよ
うか。フナ広場では夜10時を過ぎても活気がある。釣竿の先に小さなゴム輪をつけて一ℓのジュースを釣り上げるゲーム、(ただし誰も釣り上げるのをみてい
ない)、小さな音楽隊、何の衣装知らないがひどく着飾り、銀製の缶を鳴らして歩いているおじさん、雑貨をうる人たち。煙に包まれる屋台の数々。集まる殆ど
の人はモロッコ人であろうが、外国人らしき姿もちらほら見える。ここはモロッコの誇るお祭りの舞台だ。ただし食事のときにビールが飲めないのはいただけな
い。そこがアジアと違うところだ。夜にハンマムに行った。宿から歩いて10分程。だだっ広い石の建物の中での蒸し風呂。湯をかぶり、体を洗ってすぐに出
た。やはり湯船に浸かる風呂が一番良いよな。今日は別にやることもない。スークでみやげ物を買うくらいだろう。明日はカサブランカへ向かう。明後日27日
の早朝に帰国する。恐らく私の30台最後の一人旅はこれで完結する。今回はいつものように自分に手紙を出したりしない。面倒ということもあるし、飽きたと
いうこともあるが自分への語りがけは十分に行われている。自分はどこにいても今までの自分の延長だし、これからも続く。そう場所と空間が変わっても自分し
かいないのだ。

